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J-GLOBAL ID:201002285686106745   整理番号:10A0379110

スパイ分子として六フッ化硫黄を用いるNMRによる蛋白質の空洞を明らかにする

Highlighting Cavities in Proteins by NMR Using Sulfur Hexafluoride as a Spy Molecule
著者 (5件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 3398-3403  発行年: 2010年03月11日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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溶液状態NMR,特に1H{19F}HOESY実験によって蛋白質の疎水性空洞を調べるため,六フッ化硫黄SiF6の使用を報告した。調べた系はコムギ非特異的脂質輸送蛋白質(LTP)である。この90個の残基蛋白質は脂質分子(プロスタグランジンB2)を収容できる大きな疎水性空洞を含んで1:1複合体を形成する。19F化学シフト,スペクトル線幅または縦緩和時間測定によってSiF6の結合を直接検出し,蛋白質の共鳴からの妨害なしに低SiF6濃度でこれらを測定できた。最も興味深いことは,SiF6結合が選択的分子間1H{19F}異種核Overhauser効果(HOE)を生じる。分子動力学シミュレーションとNMRスペクトルモデリングは実測したHOESYスペクトルがLPTの空洞中のSiF6から生じる1H{19F}HOEと因果関係にあることを示す。SiF6は溶液状態NMRによって蛋白質の空洞を検出するための過分極129Xe及び有機小分子に対する有利な代替であることを見いだした。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  有機化合物のNMR 
タイトルに関連する用語 (5件):
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