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J-GLOBAL ID:201002285723865821   整理番号:10A0278346

クロロプラスト由来ワクチン抗原は経口および注射投与によってコレラおよびマラリアに対する二重免疫を与える

Chloroplast-derived vaccine antigens confer dual immunity against cholera and malaria by oral or injectable delivery
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 223-242  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W1741A  ISSN: 1467-7644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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現行のコレラワクチンは完全とは言えず,マラリアワクチンは完成していない。本研究において著者等はレタスおよびタバコクロロプラストを利用したワクチン開発を検討した。Vibrio choleraeのコレラ毒素-Bサブユニット(CTB)をマラリアワクチン抗原頂端膜抗原-1(AMA1)およびメロゾイト表面蛋白質-1(MSP1)に融合させた融合体のクロロプラストベクターを構築した。この構築物で形質転換されたレタスおよびタバコ形質転換系統に融合体発現を確認した。両植物の内,形質転換タバコ系統のクロロプラスト由来蛋白質を使って抗原の性質をマウスで調べた。マウスに初回皮下投与後,12回の経口投与ブースターを与えた。このワクチン投与による体液性免疫によってコレラ毒素チャレンジを防御できた。防御されたマウスではインターロイキン10+CD4+T細胞の高レベル発現が認められたが,FoxP3+CD4+T細胞の高い発現は見られなかった。免疫マウスで産生された抗体はPlasmodium抗原とも交差反応を示し,Plasmodiumの赤血球への進入をブロックした。本研究のクロロプラスト由来抗原免疫効果はマウス寿命の50%に当たる300日間以上持続し,実用的利用の検討に値すると考えられる。
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分類 (1件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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