文献

J-GLOBAL ID：201002285736950674   整理番号：10A1532938

ワイヤアーク溶射法で作製したFe基非晶質/ナノ結晶被覆層のエロージョン特性

Erosion properties of Fe based amorphous/nanocrystalline coatings prepared by wire arc spraying process

著者 (5件)： LIANG X. B. (Acad. Armored Forces Engineering, Beijing, CHN) ,  CHENG J. B. (Acad. Armored Forces Engineering, Beijing, CHN) ,  CHENG J. B. (Shanghai Jiaotong Univ., Shanghai, CHN) ,  BAI J. Y. (Acad. Armored Forces Engineering, Beijing, CHN) ,  XU B. S. (Acad. Armored Forces Engineering, Beijing, CHN)
資料名： Surface Engineering  (Surface Engineering)
巻： 26  号： 3  ページ： 209-215  発行年： 2010年03月 
JST資料番号： A0614C  ISSN： 0267-0844  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原料ワイヤをアーク溶射し,Fe-Cr-V-Si-Mn-Nb-YまたはFe-B-Si-Nb-Crからなる非晶質/ナノ結晶被覆の作製を試みた。得られた層はほとんど緻密で空孔率は1.5~1.7%であり,酸化物に由来すると思われるコントラストが若干見られた。アークにより溶解された原料が急冷されたこと及び合金組成がガラス化しやすいものだったことにより非晶質/ナノ結晶の皮膜が得られ,結晶粒径は11~17nmだった。エロージョンにおける衝突角が大きいほど侵食速度は大きくなった。被覆材は未処理材より侵食速度が低いが,昇温すると未処理材も被覆材も浸食速度が増加した。300°Cまでは温度が高いほうが腐食面の形態は平滑になり耐食性の向上を示したが,450°C以上では浸食モードが脆性的なものから延性的なものに変化するため,プラウ形態が現れた。この浸食モードは650°Cでも観察された。W

シソーラス用語： *アーク溶射 ,  ナノ結晶 ,  非晶質 ,  *エロージョン腐食 ,  溶射層 ,  被覆層 ,  *鉄合金 ,  クロム含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  マンガン含有合金 ,  ニオブ含有合金 ,  イットリウム含有合金 ,  ホウ素含有合金 ,  空隙率 ,  結晶粒度 ,  耐食性 ,  延性 ,  脆性 ,  金属組織
準シソーラス用語： *エロージョン

分類 (2件)： 溶射  (WC08030N) ,  腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (8件)： ワイヤ ,  アーク溶射 ,  作製 ,  Fe基 ,  非晶質 ,  ナノ結晶 ,  被覆層 ,  エロージョン