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J-GLOBAL ID：201002285742139538   整理番号：10A0605607

流下する水膜をともなう熱せられたガラス枠表面の熱伝達特性の評価

Estimation of heat-transfer characteristics on the hot surface of glass pane with down-flowing water film

著者 (2件)： CHEN Han-taw (Dep. of Mechanical Engineering, National Cheng Kung Univ., No. 1, Univ. Rd., Tainan 701, Taiwan) ,  LEE Shin-ku (Dep. of Mechanical Engineering, National Cheng Kung Univ., No. 1, Univ. Rd., Tainan 701, Taiwan)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 45  号： 10  ページ： 2089-2099  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 連続時間の手続きと最小二乗法および実験の温度データを統合し,ラプラス変換と有限差分法のハイブリッドによる逆適用を,火災時に下流する水膜をともなう熱くなったガラス枠の表面における未知の過渡の総熱フラックスと全体の熱伝達係数を評価するため,2次元過渡逆熱伝導問題を解くのに適用した。全体の熱伝導係数を評価するのはとても難しい。なぜなら,それは主に物質移動による対流と輻射の熱伝達係数が含まれているからである。総熱フラックスの関数形式はアプリオリには未知であり,それが時間と空間にしたがって変化するものと仮定される。そこで,空間に対しては3次の多項級数を結合した関数,時間に対しては線形関数を導入して,逆計算をする前に,ある特定時間間隔におけるこの未知の表面熱フラックスを近似する。その後,ある特定時間におけるこの未知の表面熱フラックス,表面温度そして全体の熱伝導係数は,既知の実験温度データと,局所Nusselt数およびRayleigh数の関係から得られるガラス枠の冷たい表面で与えられる熱伝導係数から評価される。結果は,本評価においては,流下する水膜の流量の影響は無視できないということである。ガラス枠の下流領域の全体熱伝導係数は,上流領域のそれに比して際立って高くなる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 窓 ,  *ガラス ,  *散水 ,  冷却 ,  熱伝達 ,  逆変換 ,  *液膜 ,  加熱炉 ,  火災試験 ,  数値解析 ,  測定データ ,  *表面温度 ,  熱流束 ,  熱伝達率 ,  経時変化 ,  温度分布

分類 (2件)： 火災  (RA02020B) ,  ガラスの性質・分析・試験  (YC02030Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 水膜 ,  ガラス ,  熱伝達特性 ,  評価