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J-GLOBAL ID:201002285781378205   整理番号:10A0309263

地中海北西部における地域的及び都市域寄与の分離:PMレベルと組成

Discriminating the regional and urban contributions in the North-Western Mediterranean: PM levels and composition
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号: 13  ページ: 1587-1596  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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同一の地理的地域に位置する地域的背景(RB)と都市域背景(UB)における大気エアロゾルのPMレベルと化学組成の同時測定によってそれぞれの都市域及び地域の寄与を決定した。地中海北西部における具体例では,RBの量はPM10,PM2.5及びPM1についてそれぞれ18,13及び12μg/m3として定量され,一方,UBの寄与は22,13及び8μg/m3に達した。北西地中海におけるUBの寄与は他のヨーロッパの地域で観測されたものよりも顕著に高いものであり,特に粗い画分についてそうであった。地中海地域全域における道路ダストの高い負荷がこの大きな相違を説明すると思われる。都市域の寄与は道路ダストの主要なトレーサであるCa,Fe,Sb,Sn,Cu,Znに極端に濃縮されており,これはRBにおける濃度の6~8倍になっている。元素状炭素及び硝酸塩は主に自動車排気ガスから直接誘導される。いくつかの工業起源のトレーサ(Mn,Pb,Bi)もまた都市域において濃縮されている。Cu/Sb,Cu/Zn,Cu/Cd及びCu/Pbの比と,これらの微量元素の上部地殻組成平均値に対する高い濃縮率の評価から,この研究地域における道路交通エミッション(これはRBにも影響する)の重要性が支持される。Balearic Islandsにおける郊外サイトからの結果及びV/Ni比の評価から,地中海エアロゾルの一般的な特徴である燃料油燃焼過程の顕著な痕跡が証明される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  都市問題,都市防災  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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