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J-GLOBAL ID:201002285829104340   整理番号:10A0166375

直線イオンHC2n+1H+(n=2~7)の構造と電子スペクトルに関する理論的研究

Theoretical studies on structures and electronic spectra of linear HC2n+1H+ (n =2-7)
著者 (3件):
資料名:
巻: 290  号: 2-3  ページ: 113-119  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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奇員数直線炭化水素カチオンHC2n+1H+(n=2~7)について次の研究を,B3LYP,CAM-B3LYP及びRCCSD(T)計算による基底状態の構造,及びCASSCF計算による基底及び第一励起状態の構造最適化を用いて実行した。本研究はこれらカチオンラジカルが,nが偶数のときにはX2Πuの,又はnが奇数のときには中央の炭素鎖に対してある種の多段構造を特徴づけるX2Πgの基底状態をもつ,安定構造を示すことを明らかにした。HC2n+1H+クラスタに関する先の研究に一致して,奇数のHCnH+鎖は偶数のそれらに比べて不安定であった。CASPT2/cc-pVTZレベルも計算によって得た,H2n+1H+(n=2~7)の12Πg/u←X2Πu/g双極子許容遷移に対する垂直励起エネルギーはそれぞれ,2.59,2.11,1.87,1.65,1.49及び1.35eVであった。特に対応する吸収波長については,実験的に観測した線形性のサイズ依存性をもつことを予測した。さらに,H2n+1H+(n=2~7)のより高位の電子励起遷移についても計算した。その結果は,32Πg/u←X2Σu/g遷移に対する吸収波長もまた同じ線形性の関係を示すこと,及び最大振動子強度は今後の研究の中でより容易に利用可能であることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物・錯体の電子分光スペクトル(分子)  ,  分子構造と性質の実験的研究  ,  脂肪族化合物一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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