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J-GLOBAL ID:201002285869136406   整理番号:10A0472367

スラリーサンプリング電熱原子吸光分析による廃棄電気及び電子装置のプラスチック中の毒性元素の定量

Determination of toxic elements in plastics from waste electrical and electronic equipment by slurry sampling electrothermal atomic absorption spectrometry
著者 (5件):
資料名:
巻: 81  号: 4-5  ページ: 1781-1787  発行年: 2010年06月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ジメチルホルムアミド中にパーソナルコンピュータ,携帯電話を粉砕し,分散した試料を使い,作成したスラリー中のカドミウム,クロム,鉛及びアンチモンを定量した。定量は,グラファイト炉原子吸光光度計を使う電熱原子吸光分析(ETAAS)により行った。実験条件(化学修飾剤,熱分解時間,熱分解温度及び原子化温度)の最適化を,熱分解曲線と原子化曲線を評価することで行った。最適化はまた,最高感度と最低バックグラウンド信号に対応する温度決定でも行った。熱分解温度は600°C(Cd用),700°C(Pb),1100°C(Sb),及び1200°C(Cr)に固定し,原子化温度は1400°C(Cd),1300°C(Pb),1900°C(Sb),及び2300°C(Cr)とし,CdとPbには化学修飾剤として50μgNH4H2PO4+3μgMg(NO3)2を使い,Sbには5μgPd+3μgMg(NO3)2を使った。特徴的な質量は,Cdが1.9pg,pbが32.3pg,Sbが54.1pg及びCrが9.1pgであった。標準添加法により較正を行い,Cdについては5-20μgL-1,Crは5-30μgL-1,Pbは12.5-50μgL-1,Sbは25-100μgL-1の各範囲で相関係数0.99以上の直線性があった。Cd,Pb,Sb及びCrの検出限界はそれぞれ,0.9,1.4,6.8,及び2.9μgL-1であった。この結果は,対応のあるt検定を適用したとき,95%信頼レベルで全ての金属に対する回収率が一致し,良好な精度を与えることを示した。提案した方法の正確さを添加回収実験で評価し,96-112%の範囲の結果を得た。また,分解試料に対してETAASを利用して得た結果のスチューデントt検定を使った比較を行った。研究した試料中の分析種濃度は,Cd,Cr,及びPbについてはそれぞれ,5から525mgkg-1迄,51から611-1迄,30から458-1迄変動したが,Sb含有量は0.2-1.65%の範囲であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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有機物質中の元素の物理分析 
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