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J-GLOBAL ID：201002285873041258   整理番号：10A0862063

ハイブリッド析出-精密濾過プロセスによる廃水からのリン酸塩およびフッ化物の除去

Removal of phosphate and fluoride from wastewater by a hybrid precipitation-microfiltration process

著者 (2件)： LU Nash C. (Dep. of Chemical Engineering, National Taiwan Univ. of Sci. and Technol., 43 Keelung Road, Section 4, Taipei 106, Taiwan) ,  LIU J.c. (Dep. of Chemical Engineering, National Taiwan Univ. of Sci. and Technol., 43 Keelung Road, Section 4, Taipei 106, Taiwan)
資料名： Separation and Purification Technology  (Separation and Purification Technology)
巻： 74  号： 3  ページ： 329-335  発行年： 2010年09月06日 
JST資料番号： T0428B  ISSN： 1383-5866  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ハイブリッド析出-精密濾過(MF)プロセスにより,薄膜トランジスタ液晶ディスプレー(TFT-LCD)廃水からのリン酸塩およびフッ化物の除去について研究した。カルシウム塩を用いて析出物を形成し,次いで固液分離のためクロスフローMFした。その結果,過剰のカルシウムは,pH8.5および10.5にてリン酸塩およびフッ化物を効果的に除去する,ことが分かった。支配的な固形物は,ヒドロキシアパタイト(Ca₅(PO₄)₃OH,HAP),無定形リン酸カルシウム(ACP),フルオルアパタイト(Ca₅(PO₄)₃F,FAP)およびフッ化カルシウム(CaF₂)だった。析出条件はMFに影響を与えた,そしてより重要な汚損は,pH10.5よりもpH8.5において見られた。透過分析は,MFにおいてリン酸塩およびフッ化物の除去の増大,および混濁の効果的除去を示した。初期流束および定常状態流束は,濾過圧力およびクロスフロー速度の上昇と共に大きくなった。その主たる耐汚損性は耐ケーキ性であった。本研究は,ハイブリッド析出-MFプロセスが,廃水からリン酸塩およびフッ化物を効果的に除去し,および潜在的な回収に対して濾液および析出物を生成し,そして再利用することをデモンストレーションした。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *精密濾過 ,  *廃水処理 ,  *リン酸塩 ,  *フッ化物 ,  薄膜トランジスタ ,  液晶ディスプレイ ,  固液分離 ,  カルシウム ,  ヒドロキシアパタイト ,  リン酸カルシウム ,  フッ化カルシウム ,  燐灰石

分類 (1件)： 産業廃水処理  (SC03080D)

タイトルに関連する用語 (6件)： 析出 ,  精密濾過 ,  プロセス ,  廃水 ,  リン酸塩 ,  フッ化物