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J-GLOBAL ID:201002285888126160   整理番号:10A0925583

ヨーロッパの3河川流域の底質におけるポリオキシメチレンパッシブサンプリングとTenax抽出法を用いた底質関連添加化合物(spiked compounds)のバイオアベイラビリティの予測

Predicting the Bioavailability of Sediment-Associated Spiked Compounds by Using the Polyoxymethylene Passive Sampling and Tenax Extraction Methods in Sediments from Three River Basins in Europe
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 80-90  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヨーロッパの3河川流域(エルベ川,Llobrega及びScheld川)の底質サンプル中に添加した4化合物のLumbriculus variegatus(オヨギミミズ)に対するバイオアベイラビリティを調査した。20の底質試料にクロルピリホス,ピレン,テトラクロロビフェニル,テトラブロモジフェニルエーテルをスパイク(添加)した。本研究の主目的は底質関連疎水性有機化合物のバイオアベイラビリティを予測するのに2つの化学的手法(Tenax抽出に基づく迅速脱着画分法とポリオキシメチレンパッシブサンプリングに基づく遊離溶存濃度法freely dissolved chemical concentration method)の適性を比較することにある。Tenax抽出で推定したアクセス可能な濃度はポリオキシエチレンパッシブサンプリングの基づく遊離溶存(自由溶解)濃度と同等の結果にならないようである。本実験データは,細孔水の遊離溶存濃度が主に生物による取込みを決定し,従って,ポリオキシメチレンパッシブサンプリング法は底質関連疎水性汚染物(logKow(オクタノール/水分配係数)>6)のバイオアベイラビリティを推定するうまい方法であった。底質の特性あるいは河川流域の違いはバイオアベイラビリティの推定にほとんど影響がなかった。総じて,パッシブサンプラは様々な化学物質や曝露マトリックスについて十分な研究がなされていない。それ故に,バイオアッセイはパッシブサンプリング法に基づく結果を検証するため,リスク評価プロセスにおいて依然必要とされている。
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分類 (2件):
分類
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河川汚濁  ,  その他の汚染原因物質 

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