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J-GLOBAL ID：201002285940627807   整理番号：10A1456130

Raman分光法によるGreen arabica及びRobustaコーヒー豆の識別

Discrimination of Green Arabica and Robusta Coffee Beans by Raman Spectroscopy

著者 (5件)： KEIDEL Anke (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  VON STETTEN David (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU) ,  RODRIGUES Carla (Univ. Lisbon, Lisboa, PRT) ,  MAGUAS Cristina (Univ. Lisbon, Lisboa, PRT) ,  HILDEBRANDT Peter (Technische Univ. Berlin, Berlin, DEU)
資料名： Journal of Agricultural and Food Chemistry  (Journal of Agricultural and Food Chemistry)
巻： 58  号： 21  ページ： 11187-11192  発行年： 2010年11月10日 
JST資料番号： C0251A  ISSN： 0021-8561  CODEN： JAFCAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究において,異なる生産国由来の2つのコーヒー豆品種のFourier変換Raman分光法を用いた識別を検討した。コーヒー豆品種として,ブラジル,ケニヤ,ハワイ及び東チモール由来のアラビカ種(20試料)及びインド由来のロブスタ種(5試料)を選択した。Raman分光法の条件として,1064nm励起,300mWのレーザー出力及び大気温度で実施した。Raman法により,コーヒー豆成分ジテンルペンのカーウェオールに着目し,コーヒー豆中のカーウェオールの相対値の比率であるカーウェオール指数(δ_ka)をパラメータとして識別した。その結果,同じ品種及び起源の相違においてδ_kaは分散したが,単独豆の測定によりArabicaのδ_ka値は1試料を除いて約15~30及びRobustaのそれは<10で,両品種を明確に識別した。Raman分光法により,高品質且つ高価なArabicaコーヒーへ低品質Robustaコーヒーの混入の識別は可能であることを示した。

シソーラス用語： *コーヒー豆 ,  *食品分析 ,  食品成分 ,  品種差 ,  ジテルペン ,  *コーヒーノキ ,  Raman分光法 ,  食品検査 ,  地域差 ,  コーヒー ,  *判別分析 ,  鑑別 ,  品質管理 ,  ジエン ,  酸素複素環化合物 ,  架橋化合物 ,  ジオール
準シソーラス用語： *アラビカ種 ,  *ロブスタ種 ,  品種識別

分類 (2件)： 食品の分析  (FJ01030U) ,  アルカロイドし好飲料  (FJ06030D)

物質索引 (1件)： カーウェオール

タイトルに関連する用語 (3件)： Raman分光法 ,  コーヒー豆 ,  識別