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J-GLOBAL ID：201002285992772082   整理番号：10A0943913

イガイ類由来接着性プラークにおいて顕著な蛋白質の蛋白質および金属依存的相互作用

Protein- and Metal-dependent Interactions of a Prominent Protein in Mussel Adhesive Plaques

著者 (6件)： HWANG Dong Soo (Univ. California, California) ,  ZENG Hongbo (Univ. Alberta, Alberta, CAN) ,  MASIC Admir (Max Planck Inst. Colloids and Interfaces, Potsdam-Golm, DEU) ,  HARRINGTON Matthew J. (Max Planck Inst. Colloids and Interfaces, Potsdam-Golm, DEU) ,  ISRAELACHVILI Jacob N. (Univ. California, California) ,  WAITE J. Herbert (Univ. California, California)
資料名： Journal of Biological Chemistry  (Journal of Biological Chemistry)
巻： 285  号： 33  ページ： 25850-25858  発行年： 2010年08月13日 
JST資料番号： E0038A  ISSN： 0021-9258  CODEN： JBCHA3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Mytilus足糸の接着性プラークに最も多く存在する蛋白質Mfp-2が接着において果たす役割を明らかにするために,表面力装置を用いた解析を行った。蛋白質フィルムあるいは雲母との相互作用を測定したとき,Ca²⁺およびFe³⁺存在下でのみ二つのフィルム間で可逆的な架橋が起きた。Raman顕微分光法による足糸切片のイメージングから,Mfp-2と鉄の共局在していることが確認できた。Mfp-2フィルムと様々な足糸局在蛋白質との相互作用を調べたところ,3,4-ジヒドロキシフェニルアラニンリッチ接着性蛋白質のMfp-5がMfp-2と強く結合することが分かった。金属イオンあるいはMfp-5存在下では,Mfp-2接着は完全に可逆的であった。Mfp-2と金属あるいはMfp-5との複合体を形成することが,プラークの接着性の決定において重要であると結論付けた。イガイ足糸プラークのような硬化生体材料における蛋白質相互作用を議論した。

シソーラス用語： *ムラサキイガイ ,  *固着器官 ,  *動物タンパク質 ,  細胞接着 ,  顕微Raman分光法 ,  鉄 ,  分子間相互作用 ,  EGF【成長因子】 ,  カルシウム ,  アミノ酸配列 ,  アミノ酸 ,  カテコールアミン ,  第一アミン
準シソーラス用語： 足糸 ,  *Mfp-2蛋白質

分類 (1件)： 生物学的機能  (EB03040U)

物質索引 (1件)： 3,4-ジヒドロキシフェニルアラニン

タイトルに関連する用語 (5件)： イガイ ,  接着性 ,  プラーク ,  蛋白質 ,  相互作用