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J-GLOBAL ID:201002286081503560   整理番号:10A1023784

圧縮応力付与による材料の高強度化 WPC処理による圧縮残留応力付与とその非破壊評価方法

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巻: 54  号: 10  ページ: 582-585  発行年: 2010年10月01日 
JST資料番号: L0473A  ISSN: 0914-2703  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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WPC(Wonder Process Craft)処理(微粒子ショットピーニング)は塑性変形に加えて残留オーステナイトの加工誘起変態によるマルテンサイト化をショットピーニング以上に促進し,より大きな圧縮残留応力を付与できる。使用粒子径はφ0.01mm~φ0.15mmで,アルミニウムやマグネシウムへも利用できる。歯車の疲労破壊プロセスは,1)歯元近傍に微小亀裂発生→2)亀裂の進展・伝播→3)亀裂の急速開口→4)破断となる。1工程目で2)を抑制するショットピーニングを,2工程目で1)を抑制する微粒子ピーニングを施し圧縮残留応力を最適位置へ付与すると,曲げ疲労強度がショットピーラング歯車に比べ1.35倍向上する。ただし,2工程目のWPC処理時間が長いと1工程目で付与した圧縮残留応力が緩和されるので,1工程目のショットピーニングの加工度を上げる必要がある。非破壊残留応力評価装置「エバレス」は,X線回折で測定した残留応力分布値を基に,応力の深さと値を非破壊評価する装置で,被処理材表面に押し当てたプローブコイルのインピーダンスの周波数特性の変化を検出し,あらかじめX線回折で測定した応力-深さ線図から作成した校正曲線と比較し評価する。エバレスを利用してSUJ2,S50C,SCM435,SKD11の残留応力の強さと深さを被破壊評価できることを確認した。
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分類 (2件):
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熱的操作によらぬ硬化  ,  機械的性質 
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