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J-GLOBAL ID:201002286137490572   整理番号:10A0714088

ポリ(L-ラクチド)とポリ(ブチレンサクシネート)から成るバイオマスポリマブレンドの熱的及び機械的性質に及ぼす分散粒子の形状の影響

Effect of the Shape of Dispersed Particles on the Thermal and Mechanical Properties of Biomass Polymer Blends Composed of poly(L-lactide) and Poly(butylene succinate)
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資料名:
巻: 117  号:ページ: 2226-2232  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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市販のポリ乳酸(PLA)とポリブチレンサクシネート(PBS)を溶融混合してPLAを主成分マトリックス,PBSを分散成分とするポリマブレンドを調製した。180°Cでのブレンドの圧縮成形又は毛細管押出と引続く溶融延伸により,それぞれ,ブレンドの圧縮板状試料及び熱延伸ストランド試料を得た。SEMによる両試料の破面観察は板状試料中ではPBSが球状の分散粒子として存在し,ストランド試料中ではPBSが高いアスペクト比のナノ繊維として存在することを示した。動的熱機械分析によって求めた貯蔵弾性率は,延伸に伴う分子配向のためにストランド試料のほうが板状試料よりも高かった。板状試料ではPBSの存在はPLAの結晶度に大きな影響を及ぼさないが,ストランド試料ではPBS含量の増大と共に結晶度が顕著に増大した。75°Cでの引張試験による応力歪曲線から,PBSの添加による引張応力の増大が板状試料よりもストランド試料において著しく大きいことが分かった。
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高分子固体の物理的性質 
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