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J-GLOBAL ID:201002286212914340   整理番号:10A0625904

妊娠関連CA125反応性蛋白質を炭水化物結合免疫グロブリンGとしての同定

Identification of pregnancy-associated CA125-reactive protein as a carbohydrate-binding immunoglobulin G
著者 (3件):
資料名:
巻: 499  号: 1-2  ページ: 69-76  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: B0023A  ISSN: 0003-9861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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癌抗原125(CA125)はまたムチン16とも呼ばれるが,正常及び病理的状態の両方の下で発現され,その構造の複雑性が多機能性を示し,例えば蛋白質及び炭水化物部分の両方が細胞及び組織構成の異なるレベルで多様な相互作用に関与するであろう。その生物学的役割は理解されていないが,免疫反応調節への関与及び細胞接着に対する影響が推測されている。この研究は,その活性に対する洞察を得るための第一歩としてCA125に対する内因性リガンドの分離と特性化を目的とした。CA125反応性画分が,アフィニティクロマトグラフィーによりヒト胎盤抽出物から分離された。この分離された調整物が,SDS-PAGE,免疫ブロッティング,ペプチド質量フィンガープリンティン及び結合アッセイにより特徴付けされた。胎盤抽出物由来のCA125反応性画分は,炭水化物結合IgGとして同定された。炭水化物結合阻害剤のグリカン組成は認識のための一つの決定因子としてシアル酸を指し示したが,シアル化のみでなく,ガラクトース,N-アセチルガラクトサミン及びN-アセチルグルコサミンを含む糖鎖がまた重要であることを示した。CA125反応性IgGはリガンドとしてフェチュインを用いて選択的に豊富化でき,豊富な天然の炭水化物結合抗体と異なる明白なIgG亜画分を表す。CA125に対するリガンドの特異的な性質の優位性を取ることは,生物学的修飾物又は送達薬剤として用いられる生物医学的ポテンシャルを持っており,多くの免疫調節分子経路が胚発生及び悪性形質転換に一般的であるので,妊娠に強い影響もつであろう。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  婦人科・産科の基礎医学 
物質索引 (4件):
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