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J-GLOBAL ID:201002286229264137   整理番号:10A0904294

ヒト血清中のエストラジオールの定量に対する第二抗体形式の化学ルミネセンス免疫学的試験

A secondary antibody format chemiluminescence immunoassay for the determination of estradiol in human serum
著者 (6件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 1472-1477  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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エストラジオール(E2)に対して,第二抗体形式に基づく競合免疫学的試験を確立した。ロバ抗ウサギIgG(免疫グロブリンG)を,マイクロプレート表面を覆うための第二抗体として使用した。検出系としては,高い感度をもつ西洋わさびペルオキシダーゼ(HRP)-ルミノール-H2O2化学ルミネセンスシステムを選択した。交換可能な充填材料としての酵素緩衝液内におけるトリクロロ酢酸ナトリウムの添加は,ヒト血清中のE2の抽出を必要としない直接分析を実現した。そしてそれは,分析の再現性と分解能を改良した。さらにこの方法は,ヒト血清中に一般的に見られる次のエストロゲンについて,交差反応のない特異的な認識を示した。すなわち,エストロン(E1),エストリオール(E3),ジヒドロテストステロン(DHT),アンドロステンジオン,テストステロン(T)である。E2の検出に対しては,第二級エストロゲンによる化学ルミネセンス免疫学的試験を適用した。その結果は,1.48pg/mL程度の低濃度においても優れた精度によって適用可能であることを示した。ここで提案した方法は,97人のヒト血清中におけるE2の定量に対して成功裡に適用された。そして0.9881の相関係数によって,市販の放射性免疫分析キットとの優れた相関を示した。この方法は診断キットの製造について大きな可能性を示しており,またヒト血清中のE2の臨床分析において使用可能である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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バイオアッセイ  ,  分析機器  ,  有機物質の物理分析一般 
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