文献

J-GLOBAL ID：201002286248452262   整理番号：10A0831529

Drosophilaの視覚系における核タンパク質hindsight(pebbled)による軸索発生の調節

Regulation of axonal development by the nuclear protein hindsight (pebbled) in the Drosophila visual system

著者 (2件)： OLIVA Carlos (Inst. of Biomedical Sciences, Universidad de Chile and NEMO, Santiago, CHL) ,  SIERRALTA Jimena (Inst. of Biomedical Sciences, Universidad de Chile and NEMO, Santiago, CHL)
資料名： Developmental Biology  (Developmental Biology)
巻： 344  号： 2  ページ： 911-921  発行年： 2010年08月15日 
JST資料番号： C0522A  ISSN： 0012-1606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成熟したニューロンの形態の獲得と維持の過程に関与する分子およびネットワークは完全には知られていない。誤発現スクリーニングを用いて,我々はDrosophila成虫の神経系のニューロン形態形成の獲得の過程に関与する遺伝子として,遺伝子hindsightを同定した。hindsightは胚の胚帯退縮や背側閉鎖といった初期発生の過程や,網膜の発生の間の細胞形態,平面内細胞極性,そして上皮の完全性の確立においてその役割が知られている転写因子をコードする。我々はここで,HNTの機能喪失および亢進が共に光受容体軸索の経路探索に影響することを示すことによりHNTの新しい機能について述べる。HNTの発現のタイミングやレベルを操作することにより,操作した細胞数と併せて,我々はここで軸索誘導におけるHNTの機能は,網膜細胞で以前報告されていたHNTの機能とは独立であることを示す。遺伝学的相互作用実験に基づき,我々は軸索発生におけるHNTの機能の一部はアクチン細胞骨格の動態に関与する遺伝子の調節を通じて発揮されることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ショウジョウバエ ,  *視覚 ,  *タンパク質 ,  *軸索 ,  *形態形成 ,  転写因子 ,  光受容体 ,  網膜 ,  アクチンフィラメント ,  細胞骨格 ,  誘導
準シソーラス用語： *hindsight蛋白質 ,  *pebbled蛋白質 ,  細胞極性 ,  アクチン細胞骨格 ,  軸索ガイダンス

分類 (2件)： 発生と分化  (EJ16020W) ,  視覚  (EJ13020B)

タイトルに関連する用語 (5件)： Drosophila ,  視覚系 ,  核タンパク質 ,  軸索 ,  調節