抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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青森地域広域消防事務組合消防本部は青森市をはじめ1市2町1村で構成され,管轄人口31万人,管轄面積1260平方キロメートルであり,同消防本部の状況を取材した。主な内容として,1)新青森駅開業前の完成検査予定の状況,2)消防の広域化・消防無線のデジタル化の状況,3)消防技術の伝承状況,4)住宅火災警報器・救急の取組状況などを報告した。1)では,12月4日開業に向けて完成検査,消防訓練のスケジュール化などの準備状況を報告した。2)では,消防の広域化のメリット・デメリットを検討中であり広域化の決定に到っていないこと,消防救急無線のデジタル化は県域を1ブロックとして共同整備する方向で検討していることなどを示した。3)では,平成19年度から28年度までの10年間に3割弱の職員が入れ替わることを踏まえて新規採用,訓練内容の充実,早期の第2出勤体制への切り替えなどで対応していることを示した。4)では,住宅火災警報器(住警器)の青森県下での普及活動状況を報告し,更に平成22年1月末での普及率(73.9%),高齢者の一人暮らし等への住警器の寄贈・無償設置の状況などを示した。また,救急活動として,救急車の現場到着時間(平成21年度は平均7.4分),軽傷者の搬送人員数(同年度42.3%),ドクターヘリの活動状況などを示した。最後に,同消防本部のアッピールポイントとして奉仕の精神(思いやりの心)及びチームワーク(不屈の精神)を示した。