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J-GLOBAL ID:201002286293371621   整理番号:10A0292633

哺乳類Mst1およびMst2キナーゼは器官サイズ制御と腫瘍抑制に必須役割を果たす

Mammalian Mst1 and Mst2 kinases play essential roles in organ size control and tumor suppression
著者 (14件):
資料名:
巻: 107  号:ページ: 1431-1436  発行年: 2010年01月26日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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細胞増殖や生存を通した器官サイズ制御は発生過程の基本であり,その脱調節により癌が生じる。本研究で脊椎動物における器官サイズ制御の分子機構を調べた。Drosophilaにおいて細胞成長と増殖の双方を制限すると共に細胞死を促進することで,器官サイズを制御する事が知られているHippo(Hpo)情報伝達経路が,脊椎動物でも作用して成体組織ホメオスタシスを制御するかを研究した。その結果,DrosophilaのHpoの2つのマウスホモログであるMst1とMst2が,マウスにおける幾つかの(全てではない)器官のサイズを制御し,Mst1とMst2が細胞増殖や生存を制限する腫瘍抑制因子であることが分かった。生後にMst1とMst2を除去すると6カ月までに幹細胞/始原細胞の増加を伴う肝臓腫瘍が生じた。TNFαが誘導するアポトーシスはMst1とMst2の二重ノックアウト細胞でin vivoおよびin vitro阻止された。炎症性サイトカインTNFαが誘導する細胞死への抵抗性がMst1とMst2不在下における腫瘍形成に寄与することが示唆された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  発癌機序・因子 

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