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J-GLOBAL ID：201002286319577975   整理番号：10A1156467

移動速度変動を考慮したDTNルーティング手法

DTN Routing for Mobile Nodes with Variable Speed

著者 (2件)： 千明陽 (東京電機大 大学院未来科学研究科) ,  桧垣博章 (東京電機大 大学院未来科学研究科)
資料名： 情報処理学会研究報告(CD-ROM)
巻： 2010  号： 3  ページ： ROMBUNNO.MBL-55,NO.13  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： Z0031C  ISSN： 2186-2583  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 移動無線ノードの低密度分布環境において,無線マルチホップ配送とノード移動の組み合わせによってデータメッセージの高い到達性を実現する耐遅延ネットワーク(Delay-Tolerant Network)におけるルーティング手法を提案する。データメッセージの複製を行なわないルーティング手法では,次ホップノードの選択基準として隣接ノードの位置,速度,移動計画を用いる分散的手法とすべてのノードの移動計画を用いる集中的手法とが提案されている。しかし,前者では情報が不十分であるために適切な次ホップ選択が困難であり,後者では通信コストと計算コストが膨大となる。本論文では,各ノードが自身の保持する複数ノードの移動計画を隣接ノードに伝達し,各ノードが保持する複数ノードの移動計画に基づいて複数ホップのデータメッセージ転送を予測計算し,より適切な次ホップノードを選択してデータメッセージを転送することで,より到達性の高いメッセージ配送を実現する。また,ノードの移動速度が一定でない場合の到達率への影響をシミュレーション実験評価し,それに基づいて転送ノード隣接時間を考慮したDTNルーティング手法への拡張を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： 速度 ,  *移動通信 ,  *経路選定 ,  可到達性 ,  遅れ ,  通信装置 ,  原価 ,  計算機シミュレーション ,  評価試験 ,  *通信操作
準シソーラス用語： DTNルーティング ,  ノード【通信】 ,  *ルーティング ,  移動計画 ,  移動速度 ,  計算コスト ,  遅延 ,  通信コスト

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  ネットワーク法  (KA03040X)

タイトルに関連する用語 (4件)： 速度変動 ,  DTN ,  ルーティング ,  手法