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J-GLOBAL ID:201002286352260413   整理番号:10A0439255

N,N,N′,N′-テトラ(2-エチルヘキシル)チオジグリコールアミドT(2EH)TDGA:高レベル液体廃棄物(HLLW)からのパラジウム抽出のための新規配位子

N,N,N′,N′-tetra(2-ethylhexyl) thiodiglycolamide T(2EH)TDGA: A novel ligand for the extraction of palladium from high level liquid waste (HLLW)
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  号:ページ: 209-214  発行年: 2010年 
JST資料番号: C0563A  ISSN: 0033-8230  CODEN: RAACA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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新奇な中性多座配位子T(2EH)TDGAを純度98%以上,収率85%以上で合成し,硝酸媒質からのパラジウム抽出を調べた。抽出平衡から,パラジウムのほぼ完全な抽出が5分以内で得られた。硝酸,硝酸塩イオン及びT(2EH)TDGAの濃度のパラジウム分布に及ぼす影響を調べ,硝酸/硝酸塩イオン濃度の増加に伴って,パラジウム抽出の増加を観測した。パラジウムは硝酸濃度4.0M以上で定量的に抽出され,0.1M硝酸の0.01Mチオ尿素を用いた一回接触においてパラジウムの99%以上が逆抽出された。抽出種の化学量論は勾配解析法によってPd(NO3)2・2T(2EH)TDGAであることが分かった。10-3M T(2EH)TDGA/n-ドデカンの負荷研究では5.44×10-4Mパラジウムの最大吸収を示している酸取込みから,3.5M以上の硝酸濃度において1:1化学量論がT(2EH)TDGAとHNO3の間に存在することを示している。パラジウム抽出に及ぼす種々の希釈剤の効果を調べ,希釈剤の性質とは関係ない定量的取込みが存在することが分かった。HLLW元素の抽出研究ではU,Am,Eu,Sr,Cs及びRuの取込みは無視できることが分かった。
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