文献
J-GLOBAL ID:201002286361934575   整理番号:10A0469204

4(R)-ヒドロキシ-L-プロリン残基の隣接O-ガラクトシル化は非常に安定なポリプロリンII ヘリックスを形成する

Contiguous O-Galactosylation of 4(R)-Hydroxy-L-proline Residues Forms Very Stable Polyproline II Helices
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  号: 14  ページ: 5036-5042  発行年: 2010年04月14日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ヒドロキシプロリンを多く含む糖蛋白質(HRGPs)は植物の細胞外マトリックスの主要構造蛋白質であり,剛直なポリプロリン タイプII(PPII)構造および4(R)-ヒドロキシル-L-プロリン(Hyp)残基によって特徴付けられる。本研究では,PPII構造の安定化に及ぼすHyp O-グリコシル化の影響を知るために,ポリプロリンの3種のモデル ホモオリゴマー,即ち,Ac-(L-Pro)9-NH2(1),Ac(Hyp)9-NH2(2)およびAc-[Hyp(β-D-Gal)]9-NH2(3)を合成し,その特性を調べた。これらのCDスペクトルにおいて,(2)に較べて(3)のCD極大強度は減少し,その原因はPPII集団の減少,あるいは疎水性α-ガラクトース面によるアミドカルボニルの遮蔽によると推測した。分子モデルによれば,(3)の安定化は多重グリカン間およびグリカン-ペプチドバックボーン間の水素結合相互作用によることが示唆された。近接部のO-グリコシル化は構造安定性を増加することから,同様にHRGPsの構造安定が生ずると考えられる。本研究結果は,植物細胞壁中のオリゴHypペプチドモチーフに付着した天然産β-結合グリカンがHRGPsのPPII構造を安定化するというLamportの仮説を支持した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子構造  ,  細胞構成体一般 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る