抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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住民参加による3次元可視化ツールを用いた景観計画の手法を,実際のプロジェクトの事例により解説した。その手法の一端を示している例として,EU水政策枠組み指令,生息地と種の保存に関する指令,野鳥の保全に関するEC委員会指令,戦略的環境アセスメント制度,環境影響アセスメント指令,を挙げた。これらの計画を作る方法は,空間に基づく手法,計画に基づく手法,の2つである。これらの議論を実際に行った結果として,景観の変化を管理するために住民の参加を促す可視化ツールとしてのビジュアランズの事例等を示した。最終的には,エージェント系のシミュレーションモデルを用いて,観光や景観を評価することである。エージェントとは,シミュレーションモデルの対象で,例えば人間なり動植物なり,その都度定義される。様々な景観が変化する度に,エージェントから得られるフィードバックを加味し,自動的に分析し,変化していけるようなモデルの作成を目指している。