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J-GLOBAL ID：201002286400661476   整理番号：10A0869856

ニコチン・ファーマコホア:ニコチンのピリジン窒素とアセチルコリンのカルボニル基の水素結合はサブユニット・インターフェースを渡り主鎖NHと架橋する

Nicotinic pharmacophore: The pyridine N of nicotine and carbonyl of acetylcholine hydrogen bond across a subunit interface to a backbone NH

著者 (3件)： BLUM Angela P. (California Inst. of Technol., CA) ,  LESTER Henry A. (California Inst. of Technol., CA) ,  DOUGHERTY Dennis A. (California Inst. of Technol., CA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 30  ページ： 13206-13211  発行年： 2010年07月27日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニコチン作動薬に対するファーマコホアモデルの中心は陽イオン窒素と水素結合受容体の存在である。陽イオン中心は保存されたトリプトファンと重要な陽イオン-π相互作用をすることは十分確立されているが,水素結合受容体に対する供与体を同定するのは非常に興味がある。アセチルコリン結合蛋白と結合したニコチンの構造では,ファーマコホアの第2成分の結合相手は水分子であり,水分子はまた受容体の相同性サブユニットの主鎖と水素結合していることを予測した。本稿では非天然アミノ酸変異誘発を用いて,このような水素結合がニコチン耽溺性と最も関連するα4β2神経性ニコチン性受容体において機能的に重要であるかどうかを検討した。その結果,ニコチン作動薬による水素結合に対すエビデンスをアセチルコリン,カルバミルコリン,エピバチジンで発見した。以上のデータは完全なニコチン・ファーマコホアを示し,これらの受容体を選択的に標的とする新たな治療薬デザインへの洞察を提供する。

シソーラス用語： 基 ,  薬理作用 ,  窒素 ,  カルボニル基 ,  水素結合 ,  架橋【高分子】 ,  変異誘発 ,  *コリン作動薬 ,  ニコチン受容体 ,  窒素複素環化合物 ,  タバコアルカロイド ,  脂肪酸 ,  アミノ酸 ,  芳香族縮合化合物 ,  第一アミン ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  カルバミド酸エステル ,  第四アンモニウム ,  アミノアルコール ,  薬物
準シソーラス用語： *ファーマコホア ,  ニコチン作動薬

分類 (1件)： 副交感神経作用薬の基礎研究  (GW05032S)

物質索引 (6件)： ニコチン ,  ピリジン ,  アセチルコリン ,  トリプトファン ,  カルバミルコリン ,  エピバチジン

タイトルに関連する用語 (12件)： ニコチン ,  ファーマコホア ,  ピリジン ,  窒素 ,  アセチルコリン ,  カルボニル基 ,  水素結合 ,  サブユニット ,  インターフェース ,  主鎖 ,  Nh ,  架橋