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J-GLOBAL ID:201002286426001970   整理番号:10A0292012

東アジアにおける褐色炭素エアロゾルのエアロゾル光吸収への寄与とその放射強制

A contribution of brown carbon aerosol to the aerosol light absorption and its radiative forcing in East Asia
著者 (5件):
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巻: 44  号: 11  ページ: 1414-1421  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近,褐色エアロゾルは広範囲に分布し,効率的に太陽放射を吸収することが見出された。3D全球化学輸送モデル(GEOS-Chem)及びTRACE-PとACE-Asiaキャンペーンからの航空機と地上観測を用いて,2001年春における東アジア上空の褐色炭素エアロゾルの寄与とその気象学的意義を調べた。中国及びヨーロッパでの測定に基づいた褐色炭素と黒色炭素(BC)の質量比を用いてモデル中の褐色炭素エアロゾルの濃度を推定した。エアロゾル光吸収のシミュレーション結果と観測結果の比較から,褐色炭素エアロゾルを考慮したモデルは東アジア-太平洋移流気団における観測とよりよく一致することが示された。次に,モデルの結果を用いて褐色炭素の放射強制を計算し,その結果,東アジアにおいて,地表と大気上限(TOA)においてそれぞれ-2.4W/m2及び0.24W/m2となった。褐色炭素エアロゾルの平均放射強制は地表面とTOAでそれぞれ-0.43W/m2及び0.05W/m2となり,これらは吸収域エアロゾル(BC+褐色炭素エアロゾル)による全放射強制(-2.2W/m2及び0.33W/m2)のおよそ15%になり,東アジアにおいて顕著な気候上の意義を持つ。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  対流圏・成層圏の地球化学  ,  放射,大気光学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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