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J-GLOBAL ID:201002286435929129   整理番号:10A0585637

送粉性ハチ類に対する害虫としての寄生蜂Melittobia

著者 (1件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 409-412  発行年: 2010年06月01日 
JST資料番号: G0617A  ISSN: 0037-4091  CODEN: SHBOA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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Melittobiaは,マルハナバチ等送粉に利用されるハチ類に対する天敵として知られる。その生活史,被害実態,防除について解説する。本種はヒメコバチ科に属し,体長1~2mmで国内に4種分布する。狩りバチ,ハナバチの終齢幼虫や前蛹に寄生し,春~秋に年5~6世代出現する。寄生するのは雌で,寄主体表に産卵管を通し600~800個産卵する。被害が甚大な理由は,多産性,極端に雌に偏った性比,1世代が短いこと(最短15日),による。これまでのところ,有効な防除法は確立されていない。コロニーや巣を探知し,処分する方法は有効である。
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分類 (1件):
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昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (18件):
  • ABE, J. et al.(2003): Behav. Ecol.14: 34~39.
  • -et al.(2005): Behav. Ecol. Soc.57: 366~373.
  • -et al.(2009): Anim. Behav.78: 515~523.
  • -et al.(2010): Behav. Ecol.21:(in press).
  • DAHMS, E. C.(1984): Mem. Queensland. Mus.21: 337~360.
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タイトルに関連する用語 (4件):
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