抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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椿本チエインのチェーン事業部の主力4商品はローラチェーン,コンベヤチェーン,ケーブルベヤ(商品名),プラチェーンである。機械用ローラチェーンの製造は,1923年ストーカー用ローラチェーンを初受注したところからスタートした。1928年には,自転車用チェーンの製造から,機械用チェーンの製造に専念した。今後の課題は,世界的に重大なテーマである環境配慮である。1924年の製糖用コンベヤプラント用チェーンの受注からコンベヤチェーンの製造をスタートした。コンベヤチェーンの今後の技術課題として,まだ実現できていない,より厳しい条件下で対応できる高機能チェーンの開発に取り組んでいく。1959年,ケーブルベヤの生産がスタートした。1980年代の後半になり,初めて椿本チエイン独自技術での商品開発に取り組み,1987年にTKC形ケーブルベヤを完成させた。椿本チエインのプラチェーン(プラスチック製チェーン)の歴史は,エンジニアリングプラスチックが世の中に出た5年後の1963年に,飲料業界向けに缶の傷付き防止のために開発したTP形プラトップチェーンから始まった。今後さらに樹脂ベルト群を中心に,プラスチック製チェーンの市場は多様化し拡大すると考えられる。