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J-GLOBAL ID：201002286440973306   整理番号：10A0488408

活性炭の添加は基質のpHと6種の植物の発芽に影響を与える

Activated carbon addition affects substrate pH and germination of six plant species

著者 (3件)： KABOUW P. (Netherlands Inst. of Ecology (NIOO-KNAW), Dep. of Terrestrial Ecology, PO Box 40, Boterhoeksestraat 48, 6666 GA ...) ,  NAB M. (Netherlands Inst. of Ecology (NIOO-KNAW), Dep. of Terrestrial Ecology, PO Box 40, Boterhoeksestraat 48, 6666 GA ...) ,  VAN DAM N.m. (Netherlands Inst. of Ecology (NIOO-KNAW), Dep. of Terrestrial Ecology, PO Box 40, Boterhoeksestraat 48, 6666 GA ...)
資料名： Soil Biology & Biochemistry  (Soil Biology & Biochemistry)
巻： 42  号： 7  ページ： 1165-1167  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： D0628A  ISSN： 0038-0717  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 活性炭(AC)はアレロパシー物質を中和するための生態学的研究に広く利用されている。しかし,ACが栄養素の利用性やpHのような基質のパラメーターを変化させるので,植物に対し直接の影響を有することが示唆されてきた。AC添加のこれらの副次的な影響がアレロパシー効果を阻害するかもしれない。本研究では筆者らは,広く使われている3種の市販AC商品を用いて,pH,グルコシノレート保持能力および6種の植物の発芽に及ぼす影響を分析した。異なる基質に添加したとき,AC商品がpH値に及ぼす影響は有意に異なっていた。全ての商品はグルコシノレートを吸収し,ACがこの化合物群にとって適切な吸収剤であることを示唆する。基質へのAC添加はArabidopsis thaliana(シロイヌナズナ),Plantago lanceolata(ヘラオオバコ),Solidago canadensis(セイタカアワダチソウ),Lotus corniculatus(ミヤコグサ)の種子発芽に異なる影響を与えたが,Lactuca sativa(レタス)およびBrassica oleracea(ハボタン)の発芽には影響が見られなかった。筆者らは,基質のパラメーターと植物の性能の両者に対するAC添加の直接の影響を試験するためには,ACを利用する科学者が常に実験対照区を含めるべきであることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *活性炭 ,  アロモン ,  pH【水素イオン指数】 ,  グルコシノレート ,  Arabidopsis ,  オオバコ属 ,  セイタカアワダチソウ ,  ミヤコグサ属 ,  レタス ,  アブラナ科 ,  アブラナ属 ,  *発芽 ,  *土壌酸性度
準シソーラス用語： Brassica oleracea ,  アレロパシー物質 ,  シロイヌナズナ ,  ハボタン ,  ミヤコグサ ,  ヘラオオバコ

分類 (2件)： 植物に対する影響  (EE05030G) ,  土壌管理  (FB04070J)

タイトルに関連する用語 (5件)： 活性炭 ,  基質 ,  pH ,  植物 ,  発芽