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J-GLOBAL ID:201002286461283210   整理番号:10A0471982

凍結乾燥脳腫瘍の1H,13C,および31P MAS NMR研究

1H, 13C and 31P MAS NMR studies of lyophilized brain tumors
著者 (4件):
資料名:
巻: 37  号: 1-2  ページ: 21-27  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: W0483A  ISSN: 0926-2040  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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凍結乾燥脳組織標本の1H,13C,および31Pマジック角スピニング磁気共鳴スペクトル(MAS NMR)を記録した。35人の脳腫瘍患者のうち,24人にグリア芽腫,7人に髄膜腫,および数人に他のタイプがあった。1H NMR測定は33kHzのMAS速度で実行した。1Hスペクトルの強いCH3,CH2,CH=ピークは,(無水環境のほかに「十分に移動できる」)リン脂質の脂肪酸残留物に起因している。13C CPMASスペクトルは,クレアチンとグアニジンの炭素の共鳴を明らかにした。高強度信号は脂質のカルボニル基とメチレン基炭素から生じる。特に,わずかな可動脂質を見つけ,31P MAS NMRスペクトルの4~7ppmのピークに寄与するリン脂質頭基の狭い共鳴と長いTH重なり共鳴によって特徴付けた。本結果は,1Hと13C MAS NMRが,腫瘍タイプを特性評価し,グリア芽腫を髄膜腫と区別し,腫瘍生化学特性を明らかにできることを示した。しかし,水溶性代謝産物は観察されず,高分子は広い重複共鳴をもたらす。一般に,凍結乾燥は,NMR分析の識別可能性をかなり減少させる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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基礎腫よう学一般  ,  有機化合物のNMR 
タイトルに関連する用語 (5件):
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