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J-GLOBAL ID：201002286485128470   整理番号：10A1607508

画像特徴量[II]-ロバスト性に着目した画像特徴量と画像照合-

著者 (1件)： 佐藤雄隆 (産業技術総合研 情報技術研究部門)
資料名： 電子情報通信学会誌  (Journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers)
巻： 93  号： 12  ページ： 1047-1052  発行年： 2010年12月01日 
JST資料番号： F0019A  ISSN： 0913-5693  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,画素単位の解像度でロバストな背景差分処理を行うために開発された統計的リーチ特徴法(SRF法:Statistical Reach Feature法)とそのロバスト性を支える背景にある増分符合相関法(ISC法)および放射リーチ相関法(RRC法)を紹介した。背景差分法は背景モデルと現在の観測画像との差異を,ある尺度に従って求めることで,前景(新たに出現した人・物など)のみを抽出するための方法で,様々なコンピュータビジョンシステムに用いられている重要な要素技術である。SRF法の具体的なメカニズムと実際の処理結果の例を紹介した。

シソーラス用語： *ロバスト性 ,  *特徴抽出 ,  *画像処理 ,  スケール不変性 ,  自己相関 ,  画素 ,  分解能 ,  ヒストグラム ,  差分法 ,  明度 ,  バックグラウンド ,  *パターンマッチング ,  画像認識
準シソーラス用語： SIFT【画像処理】 ,  背景差分法 ,  テンプレートマッチング

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (13件)：

• LOWE, D. G. Distinctive image features from scale-invariant key-points. Int. J. Comput. Vis. 2004, 60, 2, 91-110
• BAY, H. SURF : Speeded up robust features. Comput. Vis. Image Underst. 2008, 110, 3, 346-359
• 大津展之. パターン認識-理論と応用. 1996
• HARRIS, C. A combined corner and edge detector. Proc. Alvey Vision Conf., 1988. 1988, 147-151
• 岩田健司. 統計的リーチ特徴法に基づくロバスト背景差分. 信学論(D). 2009, J92-D, 8, 1251-1259

タイトルに関連する用語 (4件)： 画像特徴量 ,  ロバスト性 ,  着目 ,  画像照合