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J-GLOBAL ID：201002286514526463   整理番号：10A0911125

畦畔造成時のシバ(Zoysia japonica Steud.)被度の拡大に影響する発生草種の解明

Vegetation Analysis of Zoysia japonica Steud. Establishment on a New, Rural Levee.

著者 (2件)： 伏見昭秀 (農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ) ,  大谷一郎 (農業技術研究機構 近畿中国四国農研セ)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 56  号： 2  ページ： 126-130  発行年： 2010年07月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 畦畔造成時のシバ被度の拡大に影響する車種を明らかにする為,シバ植栽区およびシバ無植栽区において植被率,シバ被度,植生高および発生草種の推移を2005年5月にシバ「朝駆」を植栽し年3回刈取りで2年間調べた。シバ植栽区の植被率は2006年5月と2007年5月にシバ無植栽区より高くなり,同区の植生高は2006年10月からシバ無植栽区より低くなった。両区で発生草種の推移は2005年ではメヒシバがほほ過半を占めたが,2006年ではシバ植栽区でメヒシバは減少した。2005年のシバ植栽区のメヒシバの乗算優占度と2006年10月以降のシバ被度の間に負の相関が認められた。以上より植栽年のメヒシバ防除で効果的なシバ被度の拡大が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *シバ ,  *被覆率 ,  *メヒシバ ,  農地 ,  雑草防除 ,  度 ,  畦畔 ,  *植被率 ,  被度

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (17件)：

• 有田博之. シバを畦畔のグランドカバー植物とする地区の実態. 農業土木学会論文集. 1997, 192, 153-160
• 池田堅太郎. 地表部の植被と刈取りがメヒシバ (Digitaria adscendens (H.B.K.) Henr.) とイヌビエ (Echinochloa crus-galii (L.) Beauv.) 種子の発芽時期に及ぼす影響. 日草誌. 2003, 49, 373-378
• 池田堅太郎. 光質の違いがイヌビエ (Echinochloa crus-galli (L.) Beauv.) とメヒンバ (Digitaria adscendens (H.B.K.) Henr.) 種子の発芽に及ぼす影響. 日草誌. 2004, 49, 640-644
• 伊藤操子. 雑草学総論. 1993, 112-115
• 徐錫元. 日本の水田畦畔管理について(2)畦畔の雑草防除とその地域的特徴. 植調. 2001, 35, 278-287

タイトルに関連する用語 (7件)： 畦畔 ,  造成 ,  シバ ,  Zoysia ,  被度 ,  拡大 ,  草種