文献
J-GLOBAL ID:201002286541185902   整理番号:10A0860793

ファージディスプレ技術で選択したM細胞ホーミングペプチドを用いたPeyer板へのキトサンナノ粒子の標的化デリバリー

Targeted delivery of chitosan nanoparticles to Peyer’s patch using M cell-homing peptide selected by phage display technique
著者 (12件):
資料名:
巻: 31  号: 30  ページ: 7738-7747  発行年: 2010年10月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究はPeyer板(PP)の濾胞関連上皮領域を特異的に標的化する効率的な経口ワクチン担体を開発することを目的とした。M細胞ホーミングペプチドをファージディスプレ技術で選択し,その標的化効率を発見したペプチドを抱合させたキトサンナノ粒子(CN)を用いて検証した。CKSTHPLSC(CKS9)ペプチド配列をコードするファージクローンを,候補の中で,in vitroおよびin vivoでM細胞層を隔てたトランスサイトーシス効率の比較的優越性の解析で選択した。CKS9を水溶性キトサン(WSC)と化学的に抱合し,CKS9固定キトサンナノ粒子(CKS9-CN)をトリポリりん酸とのCKS9-WSCイオン性ゲル化で調製し,約226.2±41.9nmの球状ナノ粒子を得た。M細胞およびラット小腸のPP領域へのCKS9-CNの標的化能を,それぞれin vitroトランスサイトーシスおよび封鎖回腸ループ測定で検討し,蛍光顕微鏡解析で可視化した。CKS9-CNは,CNとの比較で,より効率的にM細胞モデルを隔てて輸送され,より特異的にPP領域に蓄積され,CKS9ペプチドがPP領域へのCNの標的化およびトランスサイトーシス能を顕著に増強することを示した。これらの結果は,CKS9-CNが経口ワクチンデリバリーのための新規担体として使用可能であることを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材  ,  生物薬剤学(基礎) 

前のページに戻る