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J-GLOBAL ID：201002286548131476   整理番号：10A0308990

熱力学モデルを用いて設計したナノ組織低温ベイナイト鋼の機械的性質

Mechanical properties of nanostructured, low temperature bainitic steel designed using a thermodynamic model

著者 (2件)： YOOZBASHI M.n. (Fac. of Materials Engineering, Sahand Univ. of Technol., Tabriz, IRN) ,  YAZDANI S. (Fac. of Materials Engineering, Sahand Univ. of Technol., Tabriz, IRN)
資料名： Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing  (Materials Science & Engineering. A. Structural Materials: Properties, Microstructure and Processing)
巻： 527  号： 13-14  ページ： 3200-3205  発行年： 2010年05月25日 
JST資料番号： D0589B  ISSN： 0921-5093  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 約2.5GPaの最大引張強さと高い均一伸びを有するナノ構造の低温ベイナイト鋼を最近の10年間で開発した。これらの鋼の製造コストを下げるため,2つの化学組成をBhadeshiaによってCambridge大学で開発された熱力学モデルを使って設計した。最適な機械的性質を得るため,設計された鋼を異なる時間,200~300°Cの温度範囲で等温変態させた。それぞれの温度での最適な時間を硬さとXRDの結果の評価によって見積もった。引張特性の測定と走査型電子顕微鏡による破面試験は化学組成の修正によって鋼の製造費を下げるだけでなく,機械的性質,特に全伸びを幾分向上させることを示した。本研究の結果は,熱力学モデルを使うことにより,試行錯誤することなく,機械的性質の著しい組合せをもつ新しい鋼を設計することが可能であることを示唆している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 熱力学模型 ,  ナノ構造 ,  *強靱鋼 ,  *機械的性質 ,  低温 ,  引張強さ ,  化学組成 ,  合金設計 ,  押込硬さ ,  伸び率 ,  恒温変態 ,  ベイナイト ,  オーステナイト ,  板厚 ,  鋼板 ,  厚板 ,  高炭素合金鋼 ,  低合金鋼 ,  クロム含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  コバルト含有合金
準シソーラス用語： *ベイナイト鋼

分類 (1件)： 機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 熱力学モデル ,  設計 ,  ナノ組織 ,  低温 ,  ベイナイト鋼 ,  機械的性質