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J-GLOBAL ID：201002286574631231   整理番号：10A1528917

ナノ結晶量子ドットと光化学系I間のエネルギー移動の光学と電気測定

Optical and Electrical Measurement of Energy Transfer between Nanocrystalline Quantum Dots and Photosystem I

著者 (8件)： JUNG Hyeson (Univ. Illinois at Chicago, Illinois) ,  GULIS Galina (Univ. Alabama, Alabama) ,  GUPTA Subhadra (Univ. Alabama, Alabama) ,  REDDING Kevin (Arizona State Univ., Arizona) ,  GOSZTOLA David J. (Argonne National Lab., Illinois) ,  WIEDERRECHT Gary P. (Argonne National Lab., Illinois) ,  STROSCIO Michael A. (Univ. Illinois at Chicago, Illinois) ,  DUTTA Mitra (Univ. Illinois at Chicago, Illinois)
資料名： Journal of Physical Chemistry B  (Journal of Physical Chemistry B)
巻： 114  号： 45  ページ： 14544-14549  発行年： 2010年11月18日 
JST資料番号： W0921A  ISSN： 1520-6106  CODEN： JPCBFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然光合成系において光捕集蛋白質複合体(LHC)は光を吸収し,光化学系I(PSI)と光化学系II(PSII)へ励起エネルギーを渡す。ここでは,ナノ結晶量子ドット(NQD)のスペクトル範囲を拡張するため,NQDをPSIと統合することによって人工LHCとしてNQDを使用した。ヘキサヒスタジンタグ付けPSIはChlamydomonas reinhardtii由来である。体積比1:1でコロイドCdSe NQDとPSIを混合し,光学測定用にスライドガラス及び電流電圧測定用にITOガラス上にNQD-PSI複合体薄膜を製膜した。この過程を調べるため,光ルミネセンス(PL)と超高速時間分解吸収測定を行った。PL実験はNQD由来の発光が消光され,PSI由来の蛍光が増強されることを示した。NQDからPSIへ蛍光共鳴エネルギー移動によって過渡吸収と光漂白結果を説明できた。この無放射エネルギー移動は~6psで起こる。複合体NQD-PSI試料に関する電流電圧測定は明確な光応答を示した。

シソーラス用語： *光化学系I ,  タンパク質複合体 ,  ナノ結晶 ,  *量子ドット ,  セレン化カドミウム ,  *有機-無機ハイブリッド ,  体積率 ,  光ルミネセンス ,  蛍光 ,  *蛍光共鳴エネルギー移動 ,  消光 ,  過渡吸収スペクトル ,  漂白 ,  無放射遷移 ,  光照射 ,  電流電圧特性 ,  高速度 ,  時間分解分光法 ,  Chlamydomonas reinhardtii
準シソーラス用語： 光応答 ,  光漂白 ,  光捕集蛋白質複合体 ,  体積比 ,  超高速 ,  有機無機複合材料

分類 (1件)： 光化学一般  (CB08010U)

タイトルに関連する用語 (6件)： ナノ結晶 ,  量子ドット ,  光化学系I ,  エネルギー移動 ,  光学 ,  電気測定