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J-GLOBAL ID：201002286592390209   整理番号：10A1460994

外付け制震補強構法(KG構法)の開発 その4 PC鋼棒軸力の弛緩に関する長期計測

Development on Seismic Retrofit by Outframe (Key Grid System)

著者 (5件)： 桜井徹 (安藤建設 技研) ,  藤本利昭 (安藤建設 技研) ,  大谷昌史 (安藤建設) ,  小林和義 (安藤建設) ,  野中康友 (安藤建設)
資料名： 安藤建設技術研究所報  (Ando Technical Research Report)
巻： 16  ページ： 23-27  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： L2612A  ISSN： 1341-7029  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： KG構法は,ピン接合形式による外付け制震補強構法であり,ピンと一体となったプレートをPC鋼棒により既存建物に圧着接合するため,PC鋼棒への導入軸力の設定が重要となる。PC鋼棒の軸力はPC鋼棒のリラクゼーションや,コンクリートのクリープおよび乾燥収縮の影響により低下することが知られているが,本構法のように比較的短いPC鋼棒の軸力変化に関する資料は少ない。そこで本報では,前報(その3)に示した実施工建物において実施したPC鋼棒の軸力測定結果,ならびに現在継続的に行っている補強建物の取付け部を想定したPC鋼棒の長期軸力測定の概要について報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *耐震補強 ,  *制振構造 ,  PC鋼材 ,  棒鋼 ,  軸力 ,  応力緩和 ,  経時変化 ,  圧縮強さ ,  中性化 ,  直径 ,  グラウト ,  コア試験 ,  鉄筋コンクリート構造 ,  梁 ,  圧力測定
準シソーラス用語： PC鋼棒 ,  外付耐震補強

分類 (1件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

引用文献 (5件)：

• 日本建築学会: プレストレストコンクリート設計施工規準・同解説, 1998
• 森山毅子彦, 他: 圧着接合に用いた短尺PC鋼棒ひずみの長期計測結果報告, 日本建築学会大会梗概集, C-2, p. 1019-1020, 2000
• 林田則光, 他: オイルダンパーを用いた既存SRC 造建物の制震補強 その1アンボンドPC鋼棒の長期歪み測定, 日本建築学会大会梗概集, C-2, p. 761-762, 2002
• 上田英明, 他: PC圧着接合による耐震補強部材取付部のPC鋼棒軸力の経年変化, 日本建築学会大会梗概集, C-2, p. 661-662, 2004
• 佐竹知希, 他: 外付け制震補強構法 (KG構法) の開発 (その3) KG構法の実施設計と微動測定結果, 安藤建設技術研究所報, Vol.16, pp. 15-22, 2010.11

タイトルに関連する用語 (9件)： 制震 ,  補強 ,  構法 ,  開発 ,  PC鋼棒 ,  軸力 ,  弛緩 ,  長期 ,  計測