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J-GLOBAL ID：201002286606109702   整理番号：10A1158680

表面プラズモン共鳴分光法(SPRS)によるアルカンチオール熱脱離のその場観察

In-Situ Monitoring of the Thermal Desorption of Alkanethiols With Surface Plasmon Resonance Spectroscopy (SPRS)

著者 (5件)： LI J. (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  ANG X. F. (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  LEE K. H. (Nanyang Technological Univ., Singapore) ,  ROMANATO F. (TASC National Lab., CNR, Trieste, ITA) ,  WONG C. C. (Nanyang Technological Univ., Singapore)
資料名： Journal of Nanoscience and Nanotechnology  (Journal of Nanoscience and Nanotechnology)
巻： 10  号： 7  ページ： 4624-4628  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： W1351A  ISSN： 1533-4880  CODEN： JNNOAR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 偏光分光解析装置においてKretschmann表面プラズモン共鳴配置を用いてスパッター堆積した金表面からの種々の鎖長をもつアルカンチオール(C_nH_2n+1SH)(n=6,12,18)の熱脱離をその場観察した。SPRS信号は空気/プリズム界面での入射角ではなくプリズム/金属界面での現実の入射角の関数として収集した。環境加熱下でのアルカンチオールへの可能な構造変化を調べるためにX線光電子分光法(XPS)を用いたex situ解析を行なった。自己集合単層/Au界面のSPRS共鳴角は温度上昇とともに線形に減少した。共鳴スペクトルパターンにおいて加熱中に最長アルカンチオール(C₁₈)が最大の熱安定性を示すことを見出した。より長い鎖のチオールに対するSPRSからの脱離温度の予測はXPS測定とよく一致した。

シソーラス用語： *スペクトロスコピー ,  *表面プラズモン ,  偏光分光法 ,  スパッタ蒸着 ,  金 ,  金属薄膜 ,  *チオール ,  その場観察 ,  *熱脱着 ,  X線光電子分光法
準シソーラス用語： *表面プラズモン共鳴分光法 ,  XPS法

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (5件)： 表面プラズモン共鳴 ,  分光法 ,  アルカンチオール ,  熱脱離 ,  その場観察