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J-GLOBAL ID:201002286637846799   整理番号:10A0467479

銅イオンの予備濃縮とフローインジェクションフレーム原子吸光分析による定量のための新規固化浮遊有機物滴ミクロ抽出法

A novel solidified floating organic drop microextraction method for preconcentration and determination of copper ions by flow injection flame atomic absorption spectrometry
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巻: 667  号: 1-2  ページ: 83-87  発行年: 2010年05月14日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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迅速で単純なコスト効率がよい固化浮遊有機物滴ミクロ抽出(SFODME)法とフローインジェクションフレーム原子吸光分析(FI-FAAS)法による銅イオンの定量法を開発した。本法では,1,5-ジフェニルカルバジド(DPC)を錯化剤として含む1-ウンデカノールの遊離ミクロ滴をCu(II)イオンを含む水溶液試料の表面に配置し,バルク溶液を攪拌棒によって攪拌する。適切な攪拌条件下で,懸濁ミクロ滴は水溶液試料の上部中央部に留まる。抽出を十分に行った後,試料バイアルを冷蔵庫中に10分間保存して冷却した。その後,固化したミクロ滴をバイアル壜に移し,融解させてエタノールで300μLに希釈した。最後に,希釈溶液中のCu(II)イオンをFI-FAASによって定量した。抽出溶媒の種類,pH,錯化剤の濃度,抽出時間,攪拌速度,試料の容量,温度などのミクロ抽出効率に影響するいくつかの因子を調べて最適化した。最適化条件下で溶液100mLに対して予備濃縮係数が333で,濃縮係数は324であった。検出限界(3s)は0.4ng/mL,定量限界(10s)は1.1ng/mL,10ng/mLのCu(II)イオンの10回の繰り返し測定の相対標準偏差(RSD)が0.9%であった。種々の水試料中のCu(II)イオンの定量に本法を成功裏に適用した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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抽出  ,  無機物質中の元素の物理分析 

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