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J-GLOBAL ID：201002286641907174   整理番号：10A0108569

南部バルト海産の選択した魚種におけるポリブロモジフェニルエーテル(PBDEs)

Polybrominated diphenyl ethers (PBDEs) in selected fish species from the southern Baltic Sea

著者 (4件)： SZLINDER-RICHERT Joanna (Sea Fisheries Inst. in Gdynia, Dep. of Food and Environment Chemistry, 1 Kollataja Street, 81-332 Gdynia, POL) ,  BARSKA Iwona (Sea Fisheries Inst. in Gdynia, Dep. of Food and Environment Chemistry, 1 Kollataja Street, 81-332 Gdynia, POL) ,  USYDUS Zygmunt (Sea Fisheries Inst. in Gdynia, Dep. of Food and Environment Chemistry, 1 Kollataja Street, 81-332 Gdynia, POL) ,  GRABIC Roman (Inst. of Public Health Ostrava, National Reference Lab. for Analysis of POPs, Ministry of Health CR, 7 Partyzanske ...)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 78  号： 6  ページ： 695-700  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004年から2006年の期間に南部バルト海で集めた選択した魚種について7種類のポリブロモジフェニルエーテル(PBDE)同族体の濃度を調べた。魚種間でPBDEs濃度の違いが見られた。ニシン(Clupea harengus),スプラット(Sprattus sprattus)およびサーモン(Salmo salar)試料の平均Σ₇PBDE濃度はそれぞれ1.2ngg^-1湿重量,1.6ngg^-1湿重量および2.5ngg^-1湿重量であった。PBDE-47は供試全試料で多く見られる同族体であった。この研究で調べたニシン試料のPBDE濃度は北部バルト海で採試したニシンにおける定量値と同じであったが,ベルギーの北海産魚類の濃度と比較してわずかに低かった。南部バルト海で採試したサーモンに見られるPBDE濃度は北部および北東部バルト海産魚類での分析値より低かったが,バルト海の中心部のサーモンでの定量値と同じであった。この研究で試験した魚類を摂取する事により提起されるリスクについて,ヨーロッパ食品安全当局(EFSA)によって推奨されているPBDEsの暫定許容週間摂取量(PTWI)にしたがって評価した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： フェノールエーテル ,  芳香族臭素化合物 ,  有機ハロゲン化合物 ,  魚肉 ,  ニシン属 ,  ニシン科 ,  Salmo salar ,  バルト海 ,  許容量 ,  難燃剤 ,  同族体【有機化合物】 ,  汚染物質 ,  有機化合物 ,  食品汚染 ,  *水質汚濁 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： Clupea harengus ,  *PBDE ,  Sprattus sprattus ,  一週摂取許容量

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  動物に対する影響  (EE05040R) ,  食品の汚染  (FJ01053P)

物質索引 (1件)： PBDE-47

タイトルに関連する用語 (3件)： バルト海 ,  魚種 ,  ポリブロモジフェニルエーテル