抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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東急電鉄では,電車線路のエアーセクション箇所におけるトロリ線断線対策として,長年にわたり磨耗対策として実績がある添線による補強方式(添線対策)の応用を検討した。比較のため添線対策を施したものと無対策のもの,2種類の試験架線に,高電圧の試験装置により人工的に離線状態を発生させ,トロリ線とパンタグラフ間に100A程度のアーク電流を流して検証試験を行った。その結果,無対策のものはアークエネルギーが54.3kJで断線に至った。これに対して添線対策を施したものは,同じアークエネルギーでは断線には至らず,断線対策として有効であることを確認できた。そして平成20年度内には,東急電鉄全線の全てのセクション箇所に添線対策を実施した。