抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本のフラットパネルディスプレイ事業は戦略性に欠け,危機的な状況にある。本連載ではその原因を分析し,その対処策を提言してきた。本稿では,研究開発の投資効率について述べた。経営効率指標として,研究投資効率(営業利益÷研究費)vs研究売上高比率(研究費÷売上高)を使って,業種別の研究効率ポジション,構成セグメント別のポジションとポジションに応じた事業戦略を述べた。この指標によれば,フラットパネルディスプレイは研究費をかけている割に利益が少ない事業である。どうすべきかについて,筆者は各社の総花的な事業展開を批判し,「研究開発分野やテーマ,ないしは課題へのアプローチの峻別こそ最大の効率化」であると述べた。