抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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乳牛の受胎率低下が大きな問題となっている。受胎率低下の要因としてリピートブリーダー牛が増えているという指摘もある。リピートブリーダーは「発情周期および生殖器に異常を認めないにも関わらず,3回異常授精を繰り返しても受胎しない牛」と定義されるが,この定義もあいまいになっている。最近では,携帯型の超音波診断装置が普及し,客観的な診断が可能になっているが,診断や治療が卵巣に重きを置いた傾向があり,子宮への治療的アプローチが減少しているとの危惧もある。ここでは,子宮洗浄の長期不受胎牛に対する治療効果を報告し,次に,リピートブリーダー牛の診断と治療について紹介した。