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J-GLOBAL ID：201002286730441960   整理番号：10A0487916

ポリプロピレン/ハイドロタルサイトナノ複合材の構造および特性

Structure and properties of polypropylene/hydrotalcite nanocomposites

著者 (5件)： ARDANUY M (Univ. Politecnica de Catalunya, Terrassa, ESP) ,  VELASCO J I (Univ. Politecnica de Catalunya, Terrassa, ESP) ,  ANTUNES M (Univ. Politecnica de Catalunya, Terrassa, ESP) ,  RODRIGUEZ-PEREZ M A (Univ. Valladolid, Valladorid, ESP) ,  DE SAJA J A (Univ. Valladolid, Valladorid, ESP)
資料名： Polymer Composites  (Polymer Composites)
巻： 31  号： 5  ページ： 870-878  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： E0987A  ISSN： 0272-8397  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶融押出法によって作製したポリプロピレン(PP)/ハイドロタルサイト(HT)ナノ複合材の構造および動的機械的挙動に及ぼす粒子/マトリックス界面の改良を検討した。マレイン酸無水物グラフト化PP(PP-g-MAH)あるいはマレイン酸無水物グラフト化ポリスチレン-co-エチレンブチレン-co-スチレン(SEBS-g-MAH)をブレンドしたPPと,ドデシル硫酸ナトリウムで有機親和性化したHT(HTDS)を用いた。XRD,TEM,DSC,引張試験(Young率,最大引張強さ,ネック伝搬強さおよび破断伸び率,貯蔵弾性率,損失正接(tanδ)),ガラス転移温度を測定した。PP/PP-g-SEBS/HTDSよりもPP/PP-g-MAH/HTDSの方が強固な界面が得られた。HT粒子はPP結晶化の核化部位として作用し,HTDSおよびPP-g-MAHによってその効果が高くなった。同じようにYoung率,貯蔵弾性率および引張強さも改善された。ガラス転移温度はわずかに低下した。熱機械的特性評価においても,この系のナノ複合体が最良の釣り合いのとれた特性を示した。

シソーラス用語： *ポリプロピレン ,  *ナノ複合材料 ,  *ハイドロタルサイト ,  添加物効果 ,  SEBS ,  表面処理 ,  陰イオン界面活性剤 ,  X線回折分析 ,  透過型電子顕微鏡 ,  電子顕微鏡観察 ,  示差走査熱量測定 ,  Young率 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  動弾性係数 ,  損失正接 ,  ガラス転移点 ,  結晶核形成 ,  界面 ,  特性 ,  脂肪族アルコール ,  無機酸エステル
準シソーラス用語： マレイン化SEBS ,  マレイン化ポリプロピレン ,  破断伸び率 ,  貯蔵弾性率 ,  界面特性

分類 (3件)： ポリオレフィン  (YH07090L) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

物質索引 (1件)： ドデシル硫酸ナトリウム

タイトルに関連する用語 (3件)： ポリプロピレン ,  ハイドロタルサイト ,  ナノ複合材