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J-GLOBAL ID:201002286748790644   整理番号:10A0164685

2-メチル-2-ブタノールにおける二機能性分子の酵素的アシル化:動力学的モデル化

Enzymatic acylation of a bifunctional molecule in 2-methyl-2-butanol: Kinetic modelling
著者 (6件):
資料名:
巻: 46  号:ページ: 338-346  発行年: 2010年04月05日 
JST資料番号: A0989B  ISSN: 0141-0229  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ペプチド様モデル分子と考えられるアミノ基とヒドロキシル基の両機能を示す二機能分子の酵素的アシル化の動力学を研究する。Novozyme435で触媒される2-メチル-2-ブタノール中でのオレイン酸エチルによる6-アミノ-1-ヘキサノールのアシル化を研究し,モデル化した。このアシル化過程はN,O-ジアシル生成物を得られる6-アミノ-1-ヘキサノールのO-アシル化及びO-アシル生成物のN-アシル化からそれぞれ派生する2種の生成物を発生させた。実験結果から一連の反応スキームを確認した。初発の基質のモル比及び攪拌速度など反応挙動に対する操作条件の影響を明らかにする実験方法を採用した。酵素の不活性化の動力学も研究し動力学モデルに含めた。動力学モデルの設定は3つの主な仮説に基づいて行なった。即ち(i)一連のバイバイピンポン酵素反応機構,(ii)アシル-受容体とアシル-酵素形成段階の交互作用,(iii)反応動力学に及ぼすオレイン酸エチルの残存加水分解の影響の欠如である。この仮説のもとに,革新的な同定方法としての遺伝-進化アルゴリズムを用いてモデルの動力学パラメータを定量化した。簡略化したモデルは単一速度パラメータの一組で,6-アミノ-1-ヘキサノール/オレイン酸エチルのモル比の範囲(2/1, 1/1, 1/2, 1/4)で6-アミノー1-ヘキサノールのアシル化の動力学の記述が可能となった。6-アミノ-1-ヘキサノール(4/1)又はオレイン酸エチル(1/8)といった明らかに過剰の場合は動力学モデルの限界に相当した。しかし,これら極端なモル条件は,大量には利用しない生物活性ペプチドを伴う生物変換プロセスの開発には適当でない。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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