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J-GLOBAL ID：201002286761339943   整理番号：10A0760046

水から天然有機物とフェノールを除去するための酸化鉄被覆セラミック膜の利用

The use of iron oxide-coated ceramic membranes in removing natural organic matter and phenol from waters

著者 (5件)： HARMAN B.i. (Dep. of Environmental Engineering, Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  KOSEOGLU H. (Dep. of Environmental Engineering, Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  YIGIT N.o. (Dep. of Environmental Engineering, Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  BEYHAN M. (Dep. of Environmental Engineering, Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR) ,  KITIS M. (Dep. of Environmental Engineering, Suleyman Demirel Univ., Isparta, TUR)
資料名： Desalination  (Desalination)
巻： 261  号： 1-2  ページ： 27-33  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： B0934A  ISSN： 0011-9164  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： セラミックのタイト限外濾過(UF)膜を酸化鉄膜で被覆し,水からのフェノール及び/又は天然有機物(NOM)の除去を調査した。NOMの阻止に対する酸化鉄被覆の効果は水中のNOMの特性に依存した。膜の酸化鉄被覆は高い固有UV吸光度(SUVA)値を持つ水からのNOM阻止を増加させた。これは,特にUV₂₈₀吸収画分のNOMの酸化鉄表面への収着に起因する。SUVAの低い水では,NOMの阻止に関して酸化アルミニウムと酸化鉄膜の表面は類似の挙動を示した。フェノールとNOM画分の間の相互作用は無く,セラミック膜の酸化アルミニウム及び酸化鉄表面によるそれらの阻止はお互いに影響しなかった。フェノール阻止においてポアサイズの排除効果の役割は小さく,主要な阻止機構は静電的反発であり,それは水のpHに依存した。未被覆の膜と比較して膜の被覆は膜の浸透性を変化させなかった。被覆された酸化鉄は安定であり,鉄のリークは観察されなかった。酸化鉄層によるタイトセラミック膜の被覆は,特にSUVA値の高い水では飲用水処理におけるNOM阻止を改善しうる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *廃水処理 ,  *フェノール類 ,  *限外濾過 ,  セラミック膜 ,  酸化鉄 ,  被覆 ,  有機物
準シソーラス用語： NOM

分類 (4件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  ろ過,遠心分離  (XD02050X) ,  膜分離  (XD02120Z)

物質索引 (1件)： フェノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 水 ,  天然有機物 ,  フェノール ,  酸化鉄 ,  セラミック膜