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J-GLOBAL ID:201002286776041894   整理番号:10A0054170

複素Waveletドメインにおける相対フェーズの研究:特性,統計,テクスチャ画像検索とセグメンテーションにおける応用

A study of relative phase in complex wavelet domain: Property, statistics and applications in texture image retrieval and segmentation
著者 (2件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 28-46  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: T0844A  ISSN: 0923-5965  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,画像モデリングのために2D複素Wavelet係数のフェーズ情報からの確率的特性を活用する新しいアプローチを開発した。複素Wavelet係数のフェーズを直接使用する代わりに,相対フェーズが有効である理由を示した。複素係数の相対フェーズの定義,特性,統計を詳細に考察した。複素Waveletドメインにおける相対フェーズの確率密度関数(pdf)のためのvon Misesと包含Cauchyを提案した。最尤度法を用いて,von Misesと包含Cauchyの2つのパラメータを推定した。von Misesと包含Cauchyはテクスチャ画像や標準画像を含む種々の実画像から得た実データによく適合することを示した。von Misesと包含Cauchyモデルを比較し,シミュレーション結果により,包含Cauchyは相対フェーズがピーク的で長いテールを有するpdfによく適合し,von Misesはガウス形状のpdfによく適合することを示した。テスト画像の殆どに対して,デュアルツリー複素Wavelet(DTCWT),ピラミッドデュアルツリー有向フィルタバンク(PDTDFB),一様離散曲線変換(UDCT)を含む種々の複素Wavelet変換により画像が分解される場合は,包含Cauchyモデルはvon Misesモデルよりも,より精密であることを示した。さらには,相対フェーズを適用して,テクスチャ画像検索とセグメンテーション応用のための新しい特徴を得た。実数や絶対値係数のみを用いる代わりに,この新しいアプローチはフェーズ情報が取り込まれた特徴を用い,セグメンテーションのみならずテクスチャ画像検索において高い精度を達成できる。絶対値を補完する相対フェーズ情報は画像処理において有望なアプローチである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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検索技術  ,  図形・画像処理一般 

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