文献

J-GLOBAL ID：201002286784874641   整理番号：10A0826226

NiAl合金上のアルミナ超薄膜のNaCl溶液との相互作用のXPS研究

X-ray photoelectron spectroscopy study of the interaction of ultra-thin alumina films on NiAl alloys with NaCl solutions

著者 (3件)： BENNOUR Ines (Ecole Nationale Superieure de Chimie de Paris (Chimie ParisTech), Paris, FRA) ,  MAURICE Vincent (Ecole Nationale Superieure de Chimie de Paris (Chimie ParisTech), Paris, FRA) ,  MARCUS Philippe (Ecole Nationale Superieure de Chimie de Paris (Chimie ParisTech), Paris, FRA)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 42  号： 6/7  ページ： 581-587  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酸化アルミニウム超薄膜に覆われたNiAl(100)表面の0.5M NaCl水溶液中の反応性をXPSで調べた。この膜は900°Cで合金の熱酸化により成長させた。膜厚,酸化物化学量論性および酸化物の下の合金組成の詳細な解析を行い,塩化物にさらしたことにより誘起される劇的な変化を調べた。AR-XPSによると,酸化物中には二つの化学状態の塩化物が存在し,一つは酸化アルミニウムと関連し,もう一つは水酸化アルミニウムに関連している。膜の修飾は内側の部分で始まり,塩化物を含む水酸化物の形成により特徴づけられる。これらの化学種の成長は後になって膜全体に広がり,合金の選択的酸化により修飾したアルミナ層が著しく厚くなる。浸漬時間を長くする(>20h)と,混合したニッケル-アルミニウム塩化物を含む水酸化物化学種が形成し,耐食性がなくなることを示唆する。

シソーラス用語： *ニッケル合金 ,  *アルミニウム合金 ,  *アルミナ ,  *超薄膜 ,  *塩化ナトリウム ,  *水溶液 ,  *相互作用 ,  *X線光電子スペクトル ,  表面構造 ,  水酸化アルミニウム ,  表面反応 ,  耐食性

分類 (2件)： その他の表面処理  (WC08070F) ,  固-液界面  (CB12050B)

タイトルに関連する用語 (7件)： アルミナ ,  超薄膜 ,  NaCl ,  溶液 ,  相互作用 ,  XPS ,  研究