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J-GLOBAL ID：201002286829964078   整理番号：10A0829218

DNA塩基配列に基づいた植物病原性の菌類および卵菌類の同定の有望性および陥穽

The Promise and Pitfalls of Sequence-Based Identification of Plant-Pathogenic Fungi and Oomycetes

著者 (10件)： KANG Seogchan (Pennsylvania State Univ., University Park) ,  MANSFIELD Michele A. (Pennsylvania State Univ., University Park) ,  PARK Bongsoo (Pennsylvania State Univ., University Park) ,  GEISER David M. (Pennsylvania State Univ., University Park) ,  IVORS Kelly L. (North Carolina State Univ., Mills River) ,  COFFEY Michael D. (Univ. California, Riverside) ,  GRUENWALD Niklaus J. (Oregon State Univ., Corvallis) ,  MARTIN Frank N. (ARS, USDA, CA) ,  LEVESQUE C. Andre (Agriculture and Agri-Food Canada, Ottawa, CAN) ,  BLAIR Jaime E. (Franklin & Marshall Coll., PA)
資料名： Phytopathology  (Phytopathology)
巻： 100  号： 8  ページ： 732-737  発行年： 2010年08月 
JST資料番号： B0404B  ISSN： 0031-949X  CODEN： PHYTAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抄録:特定の病原菌の同定およびDNA塩基配列に基づく診断法の開発において選択したマーカー遺伝子座の塩基配列を用いることが広く行われている。それは病原の診断および同定において慣行培養法に加えて有用な手段を提供するものではあるが,陥りやすい陥穽を包蔵している。その陥穽とはGenBank等が公表しているデータベースのデータにおける誤謬の存在,研究結果の記述の不十分または過度の簡略化,および同定の対象とする種の分野に関わる問題である。本書翰中において,主にPhytophthoraを例として取り上げて植物病原菌および卵菌の同定と分類学的解析におけるDNA塩基配列データの利用の有用性と欠陥を概観した。さらにこれらの欠陥に対する有力な対策を論考し,かつそのような対策を一段と有効なものとするために整合性を保持した研究組織共同体を構築する必要があることの理由を述べた。

シソーラス用語： *ヌクレオチド配列 ,  *植物病原菌 ,  *卵菌類 ,  *菌類 ,  *同定 ,  *診断 ,  遺伝子 ,  誤り ,  Phytophthora ,  生物分類 ,  研究所 ,  コミュニティ ,  データベース ,  バーコード ,  系統発生
準シソーラス用語： DNAバーコード ,  カルチャーコレクション ,  マーカー遺伝子 ,  共同体 ,  研究組織

分類 (2件)： 微生物による植物病害一般  (FC04051H) ,  微生物形態学・分類学  (EG03030Y)

タイトルに関連する用語 (6件)： DNA塩基配列 ,  植物 ,  病原性 ,  菌類 ,  卵菌類 ,  同定