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J-GLOBAL ID：201002286846943807   整理番号：10A0617478

小さい体サイズおよび極端な皮質骨組織リモデリングはMagyarosaurus dacus(ブロントサウルス下目:ティタノサウリア)における系統発生小人症を示す

Small body size and extreme cortical bone remodeling indicate phyletic dwarfism in Magyarosaurus dacus (Sauropoda: Titanosauria)

著者 (7件)： STEIN Koen (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  CSIKI Zoltan (Bucharest Univ., Bucharest, ROM) ,  ROGERS Kristina Curry (Macalester Coll., MN) ,  WEISHAMPEL David B. (Johns Hopkins Univ. School of Medicine, MD) ,  REDELSTORFF Ragna (Univ. Coll. Dublin Sci. Centre, Dublin, IRL) ,  CARBALLIDO Jose L. (Univ. Bonn, Bonn, DEU) ,  SANDER P. Martin (Univ. Bonn, Bonn, DEU)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 107  号： 20  ページ： 9258-9263  発行年： 2010年05月18日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ルーマニアの白亜紀後期(マーストリヒチアン)からのMagyarosaurus dacus竜脚類,Magyarosaurus dacusは専ら小さい個体から知られ,竜脚類は大きいという考えと矛盾する。小さいM.dacusは恐竜における小人症の例であるが,ルーマニアのチタノサウルスは大きな体の分類群の若年のものを表すことを最近の研究が示唆した。本報告では,M.dacusは,小人症であるという組織学的証拠を示した。最小のMagyarosaurus検体でも,他の竜脚類の成熟した個体と同じ骨の顕微鏡組織を持つことをMagyarosaurusの骨の個体発生系列の四肢骨の組織学的解析が示した。Magyarosaurusは極度に低い成長率を持つが,竜脚類に典型的な高い基礎代謝率を保持していることを大きい体の竜脚類との組織学比較が示唆した。Magyarosaurusにおける低い成長率および小さい体サイズは白亜紀の島での生活に対する適応であることを示した。

シソーラス用語： *恐竜 ,  *低身長症 ,  *系統発生 ,  *身長 ,  *骨 ,  改変 ,  ルーマニア ,  白亜紀 ,  生物分類 ,  生物学 ,  微細構造 ,  個体発生 ,  四肢 ,  成長率 ,  基礎代謝 ,  適応 ,  *皮質骨
準シソーラス用語： *Magyarosaurus dacus ,  マーストリヒチアン ,  リモデリング ,  顕微鏡組織 ,  骨組織 ,  *小人症 ,  組織学 ,  *体サイズ ,  白亜紀後期 ,  分類群 ,  竜脚類

分類 (4件)： 動物形態学・解剖学一般  (EJ01040E) ,  骨格系  (EJ10030R) ,  古生物学一般  (DE03010V) ,  中生代  (DE02040V)

タイトルに関連する用語 (5件)： 体サイズ ,  皮質骨 ,  組織リモデリング ,  系統発生 ,  小人症