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J-GLOBAL ID:201002286890723644   整理番号:10A0875161

自動車衝突死亡に及ぼす直接的および間接的な不正の影響

The direct and indirect effects of corruption on motor vehicle crash deaths
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 1934-1942  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: D0828A  ISSN: 0001-4575  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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最近の経験的研究は,所得と自動車衝突(MVC)死亡の間にU字型Kuznets関係があり,MVC死者は国家的所得の増加と共に増加し,またクリティカルポイントに達した後に減少することを見出した。不正は,この関係に影響し得る根底因子のひとつとして認識されてきており,それは主として機関開発と有効な強制スキームの弱体化による。不正の全体効果は,直接および間接効果の2成分に分解される。直接効果は,不正が,有効な強制と規制を弱体化することにより,MVC死亡に及ぼす即時インパクトを測定するもので,一方,間接効果は,不正が一人当たりの所得増加を妨げるインパクトと,またその結果,減収がMVC死亡に及ぼすインパクトを捉える。経済成長に影響することによって,不正は,所得水準に依存したMVC死亡の増減につながる可能性がある。1982年から2003年の60箇国のデータを用いて,これらの影響が,線形パネルと固定効果負の2項モデルを用いて評価される。これらの推定結果は,不正が,低開発国と高度開発国に対して異なった直接効果を持つことを暗示している。それは,低開発国に対して,MVC死亡への負の(減少)効果を持ち,また高度開発国に対しては,正(増加)の効果を持つことを示唆した。高度開発国に対しては,全体効果は一人当り所得水準に対しては正で,しかし,一人当り所得と共に増加し,約38.248米ドルの所得主準では負になる。低開発国では全体効果は負で,標本の範囲内で,また一人当り所得が増加すると共に減少する。まとめとして,本研究の結果は,不正の減少は道路安全問題に有効に取り組むための必要条件のようなものであることを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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自動車事故,交通安全 
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