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J-GLOBAL ID:201002286922049525   整理番号:10A0083956

データ中心ルーティングのためのBloomフィルタの受信者指向設計

Receiver-oriented design of Bloom filters for data-centric routing
著者 (3件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 165-174  発行年: 2010年01月15日 
JST資料番号: A0360B  ISSN: 1389-1286  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Bloomフィルタ(BF)は,大きな項目集合を表し効率的なメンバシップクエリをサポートしている空間効率の良いデータ構造である。ネットワークアプリケーションにおけるデータ中心ルーティングを容易にするため,ルーティングエントリにBloomフィルタを用いることが広く提案されてきた。しかしながら,既存のBloomフィルタの設計は,ネットワーク内クエリを事実上サポートできない。ネットワーク中のあるノードでデータ事項を求めるクエリが与えられたとき,無関係なルーティングエントリのノイズが,正しいルーティングエントリにおける事項の有用な情報に等しいという可能性が十分ありうる。したがって,大部分のクエリはその行先に加え多くの間違ったノードに向けルーティングされ,大量のネットワークトラヒックを無駄にする。この問題に取り組むため,CUBF(Cumulative Bloom filters:累積Bloomフィルタ)やABF(Aggregated Bloom filters:集約Bloomフィルタ)などの既存の設計を分類した。そして,それらの性能を,ノイズ環境下のルーティングクエリにおいて評価する。評価結果に基づき,間違ったルーティング決定の確率を十分に制限するため,Bloomフィルタの受信者指向設計を提案する。さらに,ビットスライス法を用いることで,CUBFの場合におけるルーティング決定の遅れを有意に減らす。また,圧縮法を用いることで,ABFの場合における各BFの伝送サイズを小さくする。理論解析と実験結果の両者は,Bloomフィルタの受信者指向設計が,ルーティングの成功確率とネットワークトラヒックコストの面で,既存の方法より明らかに優れていることを立証している。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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電話・データ通信・交換一般  ,  システムプログラミング一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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