抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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通常の食品分析法では,測定不確実性調査の時程大きな純学説的要求とその適用可能性との間での意見対立が殆どないので,一食品分析者の意見を紹介した。新改訂ISO DIS21748:2009自体,古い規定(ISO 5725の1~2,4~6部分)と「埃をかぶった」手引き書(GUM)からの橋渡しが何もない。新ISO DIS21748:2009は,(ISO 5725の)共同比較試験に対応する主要データまたは影響が大きい分析法(GUM)の全段階での測定不確実性の総合的調査によって測定不確実性の算出や評価ができる可能性を示している。標準不確実性(標準偏差)は,(同じ1種類の校正法による一定に保たれた条件での短期間の反復測定による)再現標準偏差に因ると低過ぎ,実験室間での共同比較試験での比較標準偏差に因ると大きくなり過ぎることを確認した。1)問題,2)端緒,3)自動計算,につき解説した。